いくら考えたところで何もわからないんだけど

一日の日記で3回も違う時間に更新しているという、なぜだか非常事態です。昨日から、うっかり感情的に日記を書いちゃったものだから、いろいろ自分のことも振り返るはめになってしまって、しかたがないので矢口脱退のいろいろなストーリーをずっとつらつら考えているのですが、そんなもの当事者じゃなければわかるはずもないって言えば、身も蓋もない話で。そりゃあいろんな意見があるとは思うのですが。ここから先はモーニング娘。が好きな人間としての文章としてはどうかと思う文章なのですが、私個人としてはちょっと書きたかったことなので私のために一応おいときます。ものすごく仮定の話なので、こんなの公開してどうするのって自分でも思うんですけれど、他においとくところもないので、そういう『日記』だというところでご容赦ください。勝手な話ですが、お読みいただかないほうが、私としては安心かもしれません。


私の話でアレですが。私は遠い昔に、仕事イヤなのを3年くらいずっと我慢して、我慢して睡眠時間も少ない仕事で、なんとか頑張ってスキルを上げ続けて、ある日とうとう体が動かなくなり家で布団をかぶって泣きながら出社拒否3日、その後無断欠勤したことをスタッフにクライアントに謝りながらまた働きつづけたのですが、2ヶ月くらいしたらまた体が動かない。その3日後、半泣きで退職届け出しにいったら、今日でもう会社辞めていいよ、明日から来なくていいよって言われ、今まで一緒にやってきた同期・後輩の仲間に挨拶もできず退社し、以後数年かなり恨まれ、後悔もした。今はそこから再スタートして、別の道で生きることが見つけられているのですが、その時の仲間にはいまだに、あの時はそうしかできなかった申し訳ない、としか言えない、そして、今は二度とあんな状態に陥りたくない、という経験があるのですが。

そんな私が、うすうす勝手に思ったことは、矢口、娘。辞めたかったのかもなあ〜ということ。もうイヤだ、辞めたい、と思っている人にとって、こんな「スキャンダル=失敗」の後、メンバーに謝りながらステージに立つのは無理だろう、と。リーダーであるだけに、そのつらさは尋常じゃないだろうし。ファンに「謝る」ってことも今の矢口には無理だろうと。もし矢口よ、そうなら、きっぱり辞めれてよかったね、辞め方はかっこよくないけどさ、と言いたい感じだっった。今後のダンドリの事やら後輩たちに迷惑かけた上に、ファンに矢口が「謝る」かわりに、明日後輩たちが「謝る」かもしれないんだけどさ。かっこわるいよね、逃げちゃったね。でも辞めれて良かったじゃんって感じ。後輩たちもうすうす矢口が辛いことわかってたならそれはそれで、その役を引き受けてくれるだろうし。

全て仮定の話です。謝るをカッコ付けにしているのは、この場合やっぱり謝るもんかなあ、というのが、私にはよくわからない感じだからなんですが。スクープされたことをファンに謝らなければならないのか。松浦さんは「お騒がせしました」って謝ったようですが。そうかやっぱり謝るよな。お騒がせしたもんな。それでもこれからの私を応援して下さいって話だもんな。でも矢口には「これからの私」が無かったのかもしれないな。

と、ここまでは、石川卒業後どうなるかわからないモーニング娘。に「頑張ってきた」矢口が残されて悲しい気持ちになるよりは、今の時期にきっぱり辞めれてよかったねえ、というのが、私の矢口個人に対する本音だった。吉澤さんも含めて後のメンバーにはもう少し燃えて欲しいというか、伸びしろがまだあるだろうから、ここは期待を込めて、がんばれ、はい上がってくれ、と思っていた。

だが、矢口。仕事としては大変だよ。外にまで謝りに行くことになったら事務所や他のメンバーへの損害は甚大だから。外の仕事をきれいに終わらせる/続けることで他のメンバーへの道はつけてあげなければならない。ファンの前からは逃げられても、企業としてはここからは逃げられない。立つ鳥後を濁さず、が望ましいはずだよね。
どちらにしても、今タイアップついている仕事、例えば今日たまたまABCの番宣みたけど、矢口映ってた。これから始まる仕事なのに、もう矢口はいない、けれど、映像は撮ってある。これを撮り直すのかどうするのかとか大変なんだよ。かっこわるいんだよ。迷惑なんだよ。と、思うと結構この突然の脱退は大変な話だ。根回しはしているんだろうけれど、失敗だ。大失敗。欠陥商品だ。娘。メンバーにとっても大迷惑だ。こう考えるとどういうことかやっぱりわからない。脱退などと発表せずに謝罪文は出して、コンサートは体調不良で休みとか、謹慎にしておいた方が良かったのではないか。痛いなあ。やっぱり痛いなあ。やっぱねえ、逃げちゃったら今までやってきたことは社会的にはゼロ以下になっちゃうのよ。マイナスからの出発。困った話だなあ。ここにおいては矢口辞めれて良かったね、幸せになってね、なんていってられないのよ。困るのよ。

あ〜あ、こんなの書けば書くほど自分の薄っぺらさを思い知る感じです。オフコースの言葉にできない、と、新曲冒頭の大阪弁の台詞を敢えて愉快な感じで交互に歌って、武道館までの期間を過ごそうかなあ。あ〜なんか不謹慎。とほほ。いっそ自分のことならいつも辛いことは自分に毒舌を吐きながらなんとか笑い飛ばしてとにかく前進してしまうんだがなあ。そうでも時に泣いて発散しとかないとつぶれちゃう自分なのに。よっすぃ〜、泣けるときにはちゃんと泣けよ。大きなお世話だろうけれど。ワタクシもあなたと同じ大ざっぱなのに気配りと繊細の血液型ですから、号令かけときながらやっぱり何かいろいろ考えてしまうのよ。考えたってしょうがないこともたくさんあるのにね。

しかしながら私のこの日記は吉馬鹿ファンタジー。こんな薄っぺらな文章を書きながらも、狂おしく吉澤さんを心配する日々を歩んでいくしかないと、そう思っています。ああ、また早くよっすぃ〜に会いたいな〜。友達だったらおとといのうちにどうよ、って栄養ドリンクかなんか持って真夜中でも顔見に行くんだけどな〜。辛そうだったら黙って帰るし、なんとか笑顔でいるのなら、ばしばし肩たたいて帰ってくるんだけどな〜。なんともしようがないねえ。いっそ事務所に入社するか。この危機を一緒に乗り越えるか(不可能)。
こんなこと書くからまた後悔するんだよ。あ〜あ、幸せに吉澤さんを楽しむ日々を、先日までの幸せな日々を私に返して下さい。なんでこんな文章朝まで書いてるんだよ〜。マジで。