CDデータ:写真やりたいって

CDデータの吉澤さん連載『Hello よっすぃ〜』によると、吉澤の父と祖父はアート系の仕事についており、その血を受け継いだか、芸術系の趣味を持ちたいとのこと。そこで彼女が今興味があるのが写真、だということで、吉澤撮影の写真2点が掲載されていました。
なんとびっくり、結構上手い!海辺の外人の子供ふたりを撮影した写真は逆光をうまく利用したものであり、砂浜に自分で絵を描いたものを撮影した写真は、海と砂浜と空のバランス、海に浮かぶ船(?)の入り方が少々あざといが、なかなかのバランス。写真の勉強もちょっとはじめたい、という(ただ写真は偶然上手く写ってしまうことも多いが、それでその気になるのもきっかけとしては悪くない)。
よし、よっすぃー、写真は基本を勉強しただけでも、ぜんぜん楽しさが違うぞ!写真を撮るときは、しっかり立ち止まり、落ち着いて被写体に正面から向かって撮るのだ。まぐれでない写真も撮れるようになってきたら、テーマを決めて毎日1枚でもとり続けるとうまくなるぞ!テーマはひとつに決めなくてもいい。いろいろなことに興味を持って、それぞれにテーマを持って撮り続け、自分でその写真に向き合えば、必ず隠れていた大事なテーマが見えてくる。ともないテクニックも深まるよ。深いよ。楽しいよ。わはは。個展も写真集も夢じゃないよ。
しかも吉澤は中学生の頃からプロの撮影現場を観ているのだ。アドバンテージ持ってるぞ!川合千春だ、安珠だ、満里奈だ(!)、ソフィアコッポラだ。
とまあ、勝手に吉澤さんの将来を夢見るわけですが、ただなあ。
若き女子が写真を始めたい、勉強したい、カメラが欲しい、などと言い出すときは、割と高い確率で、好きな人や、つきあってる人がカメラマンだったりするのですよ。私が知ってる限り。あるいは、好きな人を撮りたかったりするのだな。うむむ。
とはいえ、そこから本気になって良い写真家・カメラマンになった人もいる。すべては吉次第。
あの迷走していた時代からサイケデリックな絵を描くようになり、そして写真に向かう吉。レンズは外の世界とつながっている。現実の世界、目の前のものや人とレンズを通してひとり向き合う装置だ。彼女の精神状態は案外良好に向かっているのかもしれない、しかしまだ迷いの中で何かを探し続けているのかも知れない。まあ、そんなとき、写真は結構いいものですよ。
と勝手に想像し、も〜直接アドバイスしたいHCYでした。いいなあ19歳、夢はいくらでもあるよ。