ちょっと吉休みして

昨日は世田谷パブリックシアターへ「春琴」を観に行って来た。深津絵里主演ということでふかっちゃん目当てでまあ行ったんだけれども、演出の妙に引き込まれてふかっちゃん目当てで行った事など忘れてしまうほどでした。非常にモダンというんですか、久しぶりに想像力をかき立てられる演劇観たなーと満足感がありました。詳しくはあまり語る言葉を持ってないので省略しつつ。でも久々に生で観るふかっちゃんは相変わらず透き通っていました。声も姿も。テレビで観ているよりも生で観ると透き通りが半端ないですね、この人は。そして透き通っているのに成熟しつつあるという不思議な存在になってきてるように思います。透き通ってるしか書いてない気がしますが、生身感が非常に薄い舞台だな、と思ったのもあってそういう感じです。もちろん原作が原作なんで、狂気というかそういうものはあるんですが。演出が非常にタイトな構造だったので。陰影礼賛を下敷きにしているということだと思いますが、パンフレットも売り切れてたので詳しくはよくわからないんですけども。おもしろかったです（結局そんなまとめ）。せっかく東京にいるんだからテレビばっか観てないで演劇も積極的に観に行こうとやっぱり思いましたー。